スマホアプリの「ニーアリィンカーネーション」をダウンロード。そこで知ったこの作品。更には2003年に発売された「ドラッグオンドラグーン」との繋がりがあるなんてつゆ知らず。もちろん前作のレプリカントの存在も知らないままオートマタを遊び出す。
ざくっとあらすじ
【西暦5012年、地球にエイリアンが襲来。人類は、エイリアンとエイリアンが繰り出す兵器「機械生命体」により地上を追われ、月へ退避する。
生き延びた人類が地球を取り戻すため、アンドロイド兵士による抵抗軍を結成。
衛星軌道上に設置した基地から十数回に渡る大規模降下作戦を実行するも、決定打を与えることができず戦況は数千年間膠着状態が続いている。
状況を打破するため、人類は新型アンドロイド兵士「YoRHa(ヨルハ)部隊」を編制、戦線へ投入する。】
発売時期・対応機種
2017年2月23日、スクウェア・エニックスよりPlay station4用に発売。
↓他・対応機種
・Steam
・Xbox One
・Nintendo Switch
ざくっとシステム
シナリオの進行に合わせ「2B」「9S」「A2」を操作して探索、戦闘を行う。
・セーブ
オートセーブ機能がない。フィールド上の「アクセスポイント」で手動セーブを行う仕様。
・難易度
EASY、NORMAL、HARD、VERY HARDから選択でき、シューティングパートを除きゲームプレイ中でも変更できる。
難易度によって「オートモード」使用の可、不可と敵のステータスに変化がある。ストーリーの内容や取得アイテムの変化はなし。
・オートモード
難易度をEASYにした時のみ使用可能。
「オート攻撃」「オート回避」「オートプログラム」「オート武器切り替え」のプラグイン・チップをセットすることで起動。対応する行動をAIが自動で行うようになり、自動行動中も任意での行動も可能。
・義体システム
プレイヤーがお亡くなりになるとその場所に「義体」が残される。装備していたチップも義体に付いたままになるため、義体にアクセスして「回収」する必要がある。回収前にまたお亡くなりになるか、リアル時間で10時間経過すると義体がチップごと消滅。
ネットワーク機能をONにしている場合は他プレイヤーの義体も表示され、アクセスすると以下3つからコマンドを選択。
「回収」他プレイヤーが装備していたチップの中からランダムで3つの効果が一定時間付与される。
「修理」仲間として連れ歩くことができる。
「黙祷」義体の持ち主のHPが全快、アイテムを送ることができる。
・地上戦
スピードアタック、ヘビーアタック、ジャンプ、回避、ポッド射撃、ポッド・プログラムなどを駆使して戦う。
・空中線
飛行ユニットに搭乗。
射撃、近接、回避、ミサイルを駆使して戦う。
・装備
小型剣、大型剣、槍、格闘の4種類。
スピードアタックとヘビーアタックに任意の武器または素手状態を設定できる。装備は2セット保存することができ、コンボ中でも切り替えが可能。
同じ武器種でもスピードアタック、ヘビーアタックのどちらに設定するかでモーションが変わる。コンボ内容の変化と合わせて多様なアクションが可能。
・ジャスト回避
タイミングよく敵の攻撃を回避すると発動し、特殊なカウンター攻撃ができる。
・チャージアタック
□ボタンか△ボタン長押しで通常と異なった攻撃が発動。
・フィニッシュブロー
敵ダウン時に○ボタンを押すと高威力の追撃ができる。
・ポッド射撃
小型随行支援ユニットによる遠距離攻撃。
継続して撃ち続けられるが、武器攻撃よりも一撃のダメージが低い。
・ポッド・プログラム
ポッドにセットすることで使用可能。
攻撃、敵の行動を阻害、プレイヤーのHPを回復するなどいくつかのプログラムから選んでセットする。使用するとクールタイムが発生。
・自爆
2Bと9Sのみ使用可能。周辺に大ダメージを与える代わりにHPが1になり、一定時間動けなくなる。
・バーサーカーモード
A2のみ使用可能。発動時に周囲に大ダメージを与え、HPが減り続ける代わりに攻撃力上昇。回避モーションに攻撃判定が付与される。
モードの任意解除はできず、HPが1になると強制解除される。
・挑発
敵にポッドのライトを点滅させると発動し、A2であれば□ボタン長押しでも発動。一定時間敵の攻撃力が上がるが、防御力が下がる。
・ハッキング
9Sのみ使用可能。敵への大ダメージ、ロックされている扉や宝箱を解錠。
ハッキング可能な対象へ△ボタン長押し、ハッキングに入ると多方向スクロールシューティングが開始。ステージ内にあるコアを撃破すると成功。
対象に発見されていない状態でハッキングを成功させると、以下3つからコマンドを選択。
「爆破」対象に大ダメージ。
「従属化」対象を味方につけ自動で敵を攻撃させる。
「リモート操作」プレイヤーが対象を操作できるようになる。
・武器強化
必要な素材とゴールドを使って強化、最大Lv.4まで上げられる。
武器の攻撃力が上がる他、その武器にまつわる「ウェポンストーリー」が解放されていく。Lv.4まで上がると、武器ごとに固定の特殊効果が発現。
・ポッドの強化
必要な素材とゴールドを使って強化、最大Lv.4まで上げられる。
Lv.4になると一種の溜め攻撃のようなことができるようになる。
・プラグイン・チップ
ショップで購入、敵からドロップ、クエストの報酬などで入手。
システム、攻撃、防御、補助、ハッキングの5種類あり、最大128まで上げられる装備スロットにセット。
0~+8までのランクがあり、装備コストも4~35と幅広い。高ランクのものほど効果は高いがコストも重くなる。低コストで装備できるチップには「◇」マークが表示される。
個人的感想
大変な人気
ニーアシリーズは人気があり、評価も高いし有名。そんな人気タイトルを今まで知らなかった私はいったい…
考察、解説、実況、レビュー等々のサイトも動画も山盛りに検索できるわけです。
レプリカントだけ、オートマタだけ、単品でしかプレイしていなくても混乱はしないですが、せっかくならドラッグオンドラグーンやプレイしていないタイトルのストーリーを把握しておくのもいいと思う。
全てが素晴らしい
キャラデザ、世界観、BGM、システム、ストーリー、全てが素晴らしい。全て好き。
特に推しはちょっとサイコ味があるけど9Sです。それはもう大変な破壊力。精神も顔も崩壊しちゃって可哀想。
光学迷彩ゴーグルを入手して、それ以降はずっと顔を晒していただきながら遊ぶ。
9Sの声を担当しているのが、爆発的人気を誇った「鬼滅の刃」竈門炭治郎を演じた花江夏樹さん。演技力がすごい。
2Bの声を担当しているのが、これまた爆発的人気を誇った「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマンを演じた石川由依さん。
豪華すぎる。
EASYモードでハードル下がる
たとえアクションゲームが苦手であってもEASYのおかげでストレスなく遊ぶことができます。
EASYにした時だけセットできるプラグイン・チップのおかげでほぼ自動で戦闘してくれるようにもできます。でも戦闘は楽しみたかったので私は攻撃と回避のチップは付けませんでした。付けるか付けないか選べるのも良いシステムですね。
突然シューティングも始まります。私の場合、シューティングに至ってはアクションより最悪ですが、オート射撃のおかげでだいぶマシになります。
NORMALですと全然弾が当たらないんですよ。視点もグルグルと変わるしどこを撃ってるのか全くの謎です。
マルチエンディング
エンディングは周回することでA~Eまで見られる。
全てが素晴らしいニーアオートマタですが、要所要所で泣かせてくる鬱なストーリーにアンドロイドも機械生命体も人間ではないけど人間らしさがあって、みんな救われてほしくなる。
キャラクター全員に感情移入できちゃって心臓が痛くなります。
3周目がひたすらに悲惨。
終盤で9S、A2交互に操作が入れ替わるのですけども、目まぐるしく替わりまくるのでどっちを動かしてるのか大混乱。ついでにFFの時のようにずっとセーブできない罠にハマり、最後までやるしかなくなるわけです。コウシ、ロウシのしつこさたるや。
DエンディングまでみるとEエンディングに向かうことになりますが、そこで始まる鬼畜シューティング。難易度はもう関係なくなるのでオート射撃はなく、自力で撃破していかないといけないわけです。
ここでネットワーク機能をOFFにしていた私の場合は、もう詰みでした。ネットワーク機能をONにしていると救援を呼べるシステムになっていて、呼ばないとクリアは無理。自力で突破しようと試みた方々も結構いるようですが、突破できた人はいないくらいのレベルで無理。
シューティングが始まってからネットワーク機能をONにする方法がわからず、私はタイトルからやり直すことになりました。
やっとの思いで辿り着いたEエンディング。悲惨なエンディングやシューティングで抉り取られた私の心も修復された気がします。
エンディングを全て網羅するとチャプターセレクト解放。それでしばらく遊んでおりましたが、ふとネットをみると条件を満たすとDエンディングに見たことのないカットが少し追加されるという情報を入手しました。みなきゃいけないですね。
条件を満たしたはずなのに、Dエンディングに進んでも一向にそのカットが入ってこないんです。なんでなのとか思いながら何度かやり直し、やっとみられました。
「ああ…そこにいたんだ…」
満足です。
3回くらいやり直したので、その都度推しがとんでもなく可哀想でした。
「そうですよね!カイネさん!」
ストーリーを進めていくとマップ上に出現するエミールショップがこのように前作をほのめかしてくるので、気になりすぎる。
プレイ済みの方であればエミールのセリフに懐かしさがあったりするのでしょう。
プレイしたことのない私は前作も欲しくなるわけです。解説動画も実況動画もレビュー動画も、もはややらんでも内容把握できるくらいに配信されていますが自分でやりたいじゃん。買うじゃん。破産。
ドラッグオンドラグーンからつながっているニーアシリーズです。ドラッグオンドラグーンはPS4以降のハードだとできなさそうなので配信されている動画に頼ることにしましたが、レプリカントはできる。
〆る
これが1番最初でも楽しめるニーアオートマタ。鬱展開が過ぎますが、Eエンディングまで網羅すれば少しは救いがあるので!
この素晴らしい世界観にハマることでしょう。