MOTHER(マザー)/どせいさんに会いに行こう:ネタバレなし感想

ゲーム

今遊んでも面白いゲーム。

MOTHER
1900年代初頭マザーズデイに住む夫婦が行方不明になった。

2年程して夫のジョージだけが町に戻ったが、妻のマリアが戻ることはなかった。ジョージは自身に起きたことを一切語らず、謎の研究に没頭し続ける。

1988年、マザーズデイにはジョージとマリアのひ孫にあたる主人公が暮らしている。
ある日、主人公の家でポルターガイストのような怪奇現象が起きた。主人公の父はジョージの研究に関係しているのではないかと言う。主人公は原因を探るために旅立つ。】

MOTHER2
【イーグルランド、オネットの外れにある山に隕石が落下

主人公の家の隣に住むポーキーが、隕石を見に行ったきり迷子になった弟ピッキーを探してくれと主人公に頼みに来た。

隕石の落下地点でピッキーを発見。家に帰ろうとしたとき、未来から来たという「ブンブーン」と名乗る虫が現れる。
未来は今、世界征服を企む宇宙人「ギーグ」の侵略により散々だという。主人公が地球を救う存在だと訴え、主人公に進むべき道と使命を伝えた。】

MOTHER3
時代、場所、全てが謎に包まれたノーウェア島。ここに唯一存在する村「タツマイリ村」。

リュカと双子の兄クラウスは、母ヒナワと一緒に祖父アレックスの家に遊びに行った。楽しく過ごし、あとは父フリントが待つ家に帰るだけだったが…。】

MOTHER3のみタツマイリ村という1つの舞台にストーリーを蓄積させていく様式。章立てになっており、章ごとに主人公が変わる仕様。

1989年7月、ファミコン用に発売された「MOTHER」

1994年8月、スーパーファミコン用に発売されたMOTHER2

2003年6月、ゲームボーイアドバンス用に発売された「MOTHER1+2」

↓その他・対応機種

・Nintendo Switch
※Nintendo Switch Onlineに加入必須
※「MOTHER3」を遊ぶ場合はNintendo Switch Online+追加パックに加入必須

・バトル
シンボルエンカウント方式。コマンド選択式。

・PSI
超能力。バトルで魔法の役割を果たす。

・名前
主人公を始め、飼っている犬や道中出会う仲間たちに任意で名前を付けることができる。

・好きな献立/カッコイイと思うもの
これも任意で決められる。
好きな献立は家に帰るとママが作ってくれる料理。カッコイイと思うものはPSIの名称になる。

・移動
最初は徒歩。少し進行すると自転車に乗ることができ、ゆくゆくテレポートを覚えることも可能になる。

・世界観
フィールドや武器が現実世界に近いものになっている。

フライパンやバット。デパートやゲーセン、ホテルや病院などなど。デパートにはエスカレーターも付いています。

田舎町から都会、洞窟やビーチ、砂漠などなどあらゆるフィールドを楽しめる。

・どせいさん
MOTHERといったら「どせいさん」。
どせいさんだけ他のセリフフォントと違います。可愛いです。もう全てが可愛いです。

シンボルエンカウント

私がプレイしたのはMOTHER2のみなのですが、マジカントかエデンの海で詰んだまま終わっています。

シンボルエンカウント方式がどうも苦手です。ついつい敵を避けて歩いちゃうので、回避不可避なボス戦で詰まるのが得意です。そしてどうにも進まなくなり、やり直さなければいけなくなるのです。

なので新しいデータはフィールド上の全ての敵と戦闘して進みましたが、詰まりました。なんで。なにかが足りないのでしょうね。

任意の名前

キャラクターに任意で名前を付けられ、さらには好きな献立やカッコイイものまで任意で決められるシステム。

当時小学生だったのですが、もうご想像の通りです。好きな献立を「う○こ」と入力しますよね。家に帰るとママが「あなたが大好きなう○こを作ったわよ」とか言いながら愛情のこもったう○こを振る舞ってくれるわけです。

仲間の名前に関しても安直で、「ちょんまげ」「めがね」など。

バラエティー乏しすぎて泣けてきます。

テレポート

一直線に爆走しながら飛行機のごとく離陸してテレポートするタイプと、その場で竜巻のごとく若干広がりつつ渦を巻きながらテレポートするタイプの2種類です。

自転車を使えるようになって移動が少し速くなった時は嬉しくなりましたが、電柱とか人や建物あらゆるものに引っ掛かり放題なので便利なんだか不便なんだかよくわかりません。

テレポートを覚えたら自転車は用済みにはなりますが、テレポートも唱える場所を間違ったら人や建物その他もろもろに衝突して失敗します。テレポートすら一筋縄ではいかないという、イキな演出です。

独特な世界

グラフィックは昔のゲームということもありレトロですが、独特な雰囲気を持った一味違ったRPGです。

敵の名前や攻撃名称などがとてもユニーク。
イカれちゃったおばさんやリアルなゲップをするゲップー。このゲップで具合が悪くなり、どうしてもゲップーと戦えない人もいるとか。

戦闘してやみくもに敵を殺すわけではないのです。「さっていった」とか「おとなしくなった」とか、むやみな殺生が起きないのです。…「おとなしくなった」はどっちの意味なのかは、ちょっとわかりませんが。

テレポート以外にも想定外な演出を楽しめるし、絶対「チェーック」したくなる看板。散策するだけでも楽しいフィールド。

そしてなんといってもどせいさん。サターンバレーに到着したときの喜びは大きかったです。なんせどせいさんに会いたかったので。

キャラクター、世界観、セリフ、演出、BGM、どれをとっても魅力的です。

MOTHER2しかやってない上に詰んだままなので、もう一度クリアを目指して遊びます。

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2006年4月、ゲームボーイアドバンス用に発売された「MOTHER3」

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