カラダ探し 異/映画化されたカラダ探しのコミカライズ:感想

漫画

ジャンプ+を開くとまた「カラダ探し」があったので、読み始めました。映画版のコミカライズです。メインのお馴染みメンバーに篤史(アツシ)が加わりました。

【些細なきっかけでぼっちになった森崎明日香(モリサキ アスカ)。

見知らぬ女子に「私のカラダ探して」と声をかけられた日の深夜0時。なぜか学校におり、他にも声をかけられたらしいクラスメートが5人

バカバカしいと家に帰ろうとする篤史だが、突如現れた「赤い人」に殺されてしまう。

パニックに陥る明日香や高広(タカヒロ)、留美子(ルミコ)、理恵(リエ)、翔太(ショウタ)も赤い人により惨殺される。

まるで夢だったかのように目が覚めるが、母の言動や登校中の出来事が昨日と同じだということに気付く。
その日以来、同じ日を繰り返すことになる。】

原作:ウェルザード
漫画:村瀬克俊

2022年9月24日~2023年3月11日、少年ジャンプ+で連載。全3巻

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映画

2022年10月14日公開

パラレルワールド

キャラクターは同じでも長編のカラダ探しとはそこそこ設定が違いました。
毎晩赤い人に追いかけられるのは一緒ですけども、振り向いてもよくなってたり放送がなかったりエミリーが化け物だったり。

「もうひとつのカラダ探し」ということなので、パラレルワールドだと思って読めば(観れば)いいんだと思う。小説コミカライズのカラダ探しはこちら

エミリー

化け物になったエミリーです。赤い人ほど怖くはないです。

エミリーはクリーチャー寄りのデザインなので見ているうちに慣れてきますが、赤い人はいまだに慣れません。姿かたちが人間で、狂気的にホラーな顔ですし赤いですから。漫画で見ると塗ってあるから黒いけど。

とはいえです。実際に私の身にこんなことが起きたとしてエミリーを目の当たりにしたら恐怖のあまり発狂すらできるかわからない状態で反撃は愚か、何もすることなく食されるのみです。もちろん怖すぎるのでカラダも探しません。

絵で見る分には余裕です。

実写で肝試し

Netflixで配信されていたので映画も観ました。実写です。

実写化はあまり好きじゃありません。漫画・アニメのイメージがもうできあがっていますからね。それなら断然アニメ化してほしいものです。しかし、リングとか呪怨とか絶対に見れない私は実写の赤い人に耐えられるのか、肝試しをしたくなった次第であります。

バチクソに目を開いて観賞できました。ほぼ暗くて何がなんだかわかりませんし、エミリーはもはやギャグでした。着ぐるみです。

爆音で音楽をかける作戦あたりから1ミリもホラーじゃありません。映像の見せ方も相まってただのバトルものになっている気がします。
音で位置を把握してくる赤い人を撹乱させるにはいい作戦かもしれませんが、自分達もどこから赤い人が来るか全くわからなくなりますね。

漫画と違う

漫画はストレスなく読むことができましたが、映画の方はよくありがちなイラッとポイントがありました。

毎晩みんなぶちのめされてるのに、ここにきて急に死なないで感を振り散らかす意味のわからなさ。

ホラー感が減少、突然恋愛に全振り。

明日香が掴んだ情報を漫画では高広に共有していましたが、映画ではなんでそんなメンヘラみたいな伝え方になっちゃったんでしょうか。やめてください明日香はそんなんじゃないです。

高広も高広でそんな中途半端な男じゃありませんから、ちゃんと告白なりしてください。なんなんですか、明確な言葉などなくても伝わるだろってことですか、そうですか。そもそも明日香がおかれてる境遇に今の今まで気付かなかったとかどんだけですか。意味がわかりません。

漫画の流れのほうがまだ自然です。納得のいく展開を経てのタイマンだったのでそこはよかったのですが、漫画でも高広はちゃんと告白してくれませんでした。なんなんですか。

あと八代先生。
漫画の方では長編漫画のイメージまんまでしたが、映画の先生はただの変人みたくなっています。

迂闊がすぎる

赤い人が去っていくまで水中で凌ぐことにしたとして、無事やりすごすことができたとして…途端にプールでキャッキャウフフと騒ぎ散らかすのはどうなんでしょう。描写的に赤い人が去って数分も経ってないくらいだと思うんです。クソデカボイスだし反響してるし、だいぶ遠くにいないと丸聞こえかと。

「音に反応してると思うんだ」っていう会話をしてたばっかりですよ。聞いてなかったんでしょうか。驚きのテンションの高さです。

しまらない最期

映画が1時間42分、映画も漫画もテンポはよかったです。ラストは漫画も映画も同じでしたけど、「え。」ってなるのでもう少しなんかあってもよかったと思います。ちょっと不完全燃焼です。そして唐突に鳴り出す礼拝堂の鐘。結婚するんでしょうか。

映画だとエンドロールのあとにオマケ的な、続編もできちゃいそうな演出がありました。けど、やっぱり実写はもういいです。

これはこれで楽しめる作品でしたが、やっぱり実写となると微妙になってしまうのですね。

漫画の方が個人的に好きです。

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