ぬるぬる動くキャラクター達にボイスも付いて感動
ざくっとあらすじ
【ザナルカンドのブリッツボールチーム「ザナルカンド・エイブス」のエース、ティーダ。
試合中、突然現れた謎の巨大生物によってザナルカンドの街が破壊されていく。困惑しながらも巨大生物が放つモンスターを撃退するが、アーロンに導かれ別の世界「スピラ」へ飛ばされる。】
発売時期・対応機種
2001年7月19日、スクウェア（現スクウェア・エニックス）よりPlay station2用に発売。
↓他・対応機種
・PS3
・PS Vita
・PS4
・Nintendo Switch
・Xbox One
・Steam
ざくっとシステム
・戦闘
コマンド選択型、カウントタイムバトル。
アクティブタイムバトルとは違い、時間に追われないため考えながら戦闘できる。
コマンド選択中は時間が一時停止状態になるので、戦闘中にうっかり寝落ちしても全滅することがないんです。私寝落ちしたことがあるのですが、目が覚めるとルールーが行動を選択されるのをずっと待っていてくれました。
戦闘に参加できるのは3人ですが、随時控えのキャラクターと入れ替えることが可能。行動を選択せずに入れ替えることもできるが、1回でも行動すればアビリティポイントが得られる。
何度か水中戦もあるが、ティーダ、ワッカ、リュック限定。
ブリッツボールもそうだけど、彼らの肺活量はいったいどんなことになっちゃってるのか。
・成長
「スフィア盤」に配置される成長スフィアを「アビリティポイント」を使って発動させることで能力値アップや、技や魔法の習得ができる。
・オーバードライブ
過去作のHPが残り僅かになった時や、受けたダメージによって蓄積される等で発動する特殊技と同じようなもの。
ゲージの溜まり方は初期では敵から受けたダメージに応じて溜まりますが、これ以外に対応する行動を繰り返しゲージの溜まり方のバリエーションを習得できる。
敵にダメージを与えて蓄積や仲間のHPを回復する、など。うまく使い分ければ効率的にゲージを溜められる。
個人的感想
グラフィックに感動
ファミコン、スーファミ、プレステ、そしてプレステ２！すごいグラフィックの進化です。
CMでティーダとユウナのキスシーンなんかが流れてたと思うんですけども、美しいですね。もうムービーだけでなくプレイ画面ですらキレイですごく感動しました。
それでいて喋る！あまり感情がこもった感じはしませんが、フルボイスなだけでもう感動。すごい動くしね。それはもう鬱陶しいくらいに。
可哀想なティーダ
みんな名前が固定されているのに、ティーダだけ名前を任意で変えられる仕様はいらなかったんじゃないかな。
おかげで「君」「あいつ」「おい」「お前」…可哀想すぎませんか？誰1人名前を呼んでくれない。
名前だけでなく、短編小説の内容がまた悲惨。私は読んだことがないのですが、ネットでネタバレを拝見してまいりました。本当に悲惨で、とんでもない。
FF史上最高に可哀想な主人公だと言われています。
魅力的なキャラ…召喚獣
リュックはかろうじて好きでしたが、FF8同様みんなあまり魅力がありません。
ただ召喚獣のデザインはすごく良く、かっこいい。今作は召喚獣の種類も豊富。メーガス三姉妹、用心棒など今までいなかった召喚獣が追加されています。
デザインに関して言えば特にシヴァ、FFシリーズ中でもお馴染みの召喚獣ではありますが今作のデザインが抜群に好きです。あのヘアスタイルしてみたい。あとはアニマが好き。
戦闘で召喚獣を呼ぶと敵VS召喚獣になり、他の戦闘キャラが後ろに下がる仕様になっています。
召喚獣にもHPがあり、自分で下げるか戦闘不能になるまで召喚獣をプレイアブルキャラとして戦闘できるわけです。もちろんコマンドも自分で選べるので、最高です。
今作の「シド」はアルベド族の族長。リュックとアニキの父ちゃんでユウナの伯父。テンションが高いキャラクターです。
やりこみ要素
全員の七曜の武器を集めました。ティーダのやつ苦労しました。チョコボで風船を取るのですが、だいぶイラついてきましたがなんとか入手。それと雷平原。1回でもミスると最初からになるやつ。酷い。
そして念願の限界突破をするのですね。限界突破したらダメージ値の桁が増えるので面白いです。
リュックを1番に鍛え上げ、まんべんなくみんな鍛えはしたのですが私の周りにキマリ推しがいなかったので鍛え上げましたら、パーティで1番強くなってしまいました。私の友人に鍛え上げたキマリを自慢しましたら「お前のキマリ、マジキモい」と褒めてくれました。
そしてオメガウェポンを倒すためにオメガ遺跡に…行って徘徊していた記憶はあるんですが、肝心のオメガウェポンと戦闘した記憶がありません。どうしたらオメガウェポンに出会えるのかがわからず諦めたかもしれません。さすが私です。
武器やキャラクターの育成に裏ボス等、やり込み要素は十分にあります。
切ない
ティーダもユウナもそこまで好きではなかったですが、ストーリーはなかなか切なかったです。特にエンディング。
小ネタ
今作はFF7の2000年前の話だということを最近知りました。
舞台となる星はそれぞれ違うのですが、シンラ君というキャラがいるんだそうです。
全く気付かなかったので確認してこなければ。
〆る
限界突破してから戦闘がものすごく爽快になりました。万を超えるダメージが楽しくて楽しくて。
ルールーの武器ナイト・オブ・タマネギで物理攻撃して、とんでもないダメージが出るのがなんだかシュールでした。
七曜の武器を集めるためのミニゲームは段々しんどくなりますが、全て入手できたら達成感は得られるかと。
