FINAL FANTASYⅧ(ファイナルファンタジー8)/ジャンクションシステムが面白いFF8:感想

ゲーム

カクカクポリゴンから2年、八頭身に進化。

ざくっとあらすじ

【世界中を脅威にさらす魔女との闘い】

1999年2月11日、スクウェア(現スクウェア・エニックス)よりPlay station用に発売。

他・対応機種
・PS3
・PSP
・PS Vita
・PS4
・Xbox One
・Nintendo Switch
・PC(Steam)
・iOS
・Android

・ジャンクション
G.F.(ガーディアン・フォース=召喚獣)や魔法を「装備」してキャラクターのステータスを上げることが可能。
今作はジャンクションに頼る部分が大きく、ジャンクションを忘れるととんでもないことになる。

・G.F.(ガーディアン・フォース)
敵から「ドロー」するかG.F.との戦闘で勝利すると入手でき、ジャンクションすることで戦闘時に召喚可能となる。

G.F.にもレベルの概念があり、経験値やAPを得て成長する。それぞれ固有のアビリティを持っており、そのG.F.をジャンクションしているキャラクターがアビリティを得ることができる。
「かいふく」「そせい」「まほう」等の各種コマンドや、アイテムから魔法を精製したりショップを呼び出して買い物できるなど色々なアビリティがある。

・魔法
個数制で1種類につき100個「ストック」可能。敵から「ドロー」するか「ドローポイント」からドロー、又は「精製」することで入手。
戦闘で使うことも可能だが、使用するとストックから使った分が消費される。ほぼジャンクション用にストックするだけなので戦闘で使うことはほぼない。

・精製
魔法やアイテムを精製できる。上手く活用できれば序盤でも強力な武器や魔法を入手できる。

・武器
「武器屋」が存在しない。代わりに「ジャンク屋」があり、所定のアイテムを使って改造していくことで強化する。

・ギル
ギルは「給料」「アイテム売却」で得る仕様なので、戦闘ではギルを得られない。

一定歩数ごとに給料が入り、SeeDレベルに応じて金額が変動。最大Aランクで30000ギル。
ミッションや戦闘回数などでSeeDレベルが上下する。「チュートリアル」から筆記試験をクリアしてSeeDレベルを上げることも可能。

「好きにな~る好きにな~る」

ならないよ。初登場からドン引きです。

ヒロイン、リノア。
正直最初から最後まで好きになれなかった。いらないことしかしない…けどしないとストーリーが成立しない…なんてこった。

すごいんですよ。特殊技で愛犬=アンジェロ(コーギーっぽい犬種、名前は任意で変更可能)を右腕一本で支え、ぶっ放すという驚愕の腕力を披露してくれる。爆発するし。

そして犬自身が唐突に走り込んで敵に突撃する特殊技「アンジェロ ラッシュ」。なのであえて犬の名前を「パト」と付けるプレイヤーもいるとかいないとか。

愛犬もなかなかの暴走ぶりです。

低レベルクリアが可能

キャラクターのレベルに応じて敵のレベルが変動する仕様なので低レベルクリアも割と容易なのです。

…おかしいですね。
私はアルティミシア城で詰みましたよ。
FF7から学習することなく最低限のG.F.と装備、決して高くはないけど適度に上がっちゃったレベル。パーティ編成を変えたり色々と手は尽くしたのですが、せいぜい2~3個しかコマンドを取り返せないんです。

どうやっても全滅するし、SeeDレベルはたったの2で給料たったの1000ギル。それでも頑張ってきたというのにあんまりです。

完璧に心が折れたので母のデータでエンディングを観賞しました。

今までのシリーズ中でも比較的優しいシステムなんだそうですが、ホントですか?

ホントです。ですが低レベルクリアにはきちんとした手順があって、私のような脳キン凸型だとダメです。
レベルが上がらないように経験値を入手しない方法で戦闘を勝ち抜き、ジャンクションによる強化を行うための魔法を集め、アビリティを習得するためのAP稼ぎをするのが正攻法。

やり込み要素

レベル上げ、
武器を最高まで改造、
G.F.を全て入手、
魔法をドローしまくる、
カードゲームなど。

心が折れて数年経ったある時になんでか手元にFF8がやってきたんです。
自分でクリアできていないことは心残りではありました…そんな訳でやり直しました。

地獄に一番近い島と天国に一番近い島を徘徊、ドロー。全員レベルを100にしましたし武器も全員分ではないですが、最高まで改造しました。
アルテマも一生懸命ドローしたし、G.F.も全部!揃えたかったのですがドローしてもドローしてもアルテマウェポンに勝てなかったのでエデンだけ諦めました。

レベル上げや魔法ドローは作業的になってきますが、隠しボスを倒すとかカードをコンプリートするとか、キャラクターのステータスをカンストさせるとか結構色々なことができます。

カードゲームは結構ハマりました。勝負してくれるNPCがいたら絶対に勝負を挑むくらいには面白かったです。

キャラクター

ゼルとキロスは結構好きでしたが、FF8はそこまでハマり込めるキャラクターがいなかったですね。
そもそもみんな10代に見えなかった。キスティスとか絶対20超えてると思ってたんです勝手に。説明書見てビックリですよ。
八頭身になったとはいえグラフィックがまだカクカクだったからきっとそう見えちゃったんでしょうね。ムービーだとまぁぁぁそれなりに見えたかもしれない。

今作の「シド」は学園長です。シドは毎作品登場するようで、FF7のシドはプレイアブルキャラとして登場しましたが、今作は学園長なのでパーティに入れることができません。

ストーリーが難しい

複雑だし難しい。
当時は全く理解できていないまま頭空っぽでプレイしていました。訳がわからんすぎました。

数年経ってスマホが普及、インターネットも充実している今でしたらネタバレや考察のサイトや動画が見放題。
全然意味がわからなかったので私は詳しく解説してくれている動画を見てきました。衝撃の事実を知りました。

みんな頭良いですね。

有名な小技

PS版FF8でセルフィの特殊技「スロット」で「ジエンド」を発動させる。

ジエンドはアンデット以外のボスを含む敵を一撃で倒すという強力なもので、その当時は方法を知らずエデンを諦めたのですが、知ってたら試したかったかもしれない。

セルフィのスロットを選択した状態でPSの蓋を開ける。すると敵の動きが止まりスロットを回してる間も攻撃されることなく、ジエンドが出るまで安全にスロットを回し続けられるという荒技。

PS稼働中に蓋を開ける想定などされていないのでハードやソフト、データの保証まではされません。壊れる可能性も十分にありますので承知の上で試さなければなりません。

ただ、そんな荒技を試せるのはPSとPS2まで。PS3以降は蓋とか、出てくる仕様のトレイとかないですからできないのです。

一度挫折はしましたが自力でクリアできてよかった。

新しいシステムが満載で面白かったです。ジャンクションシステム結構好きです。
G.F.の育成も、次にどのアビリティを覚えさせるか。
誰にどのG.F.を持たせるかどこにどの魔法をジャンクションするかなどを考えることもできるので、やりがいがあります。

G.F.を全部集める。魔法も全部集める。カードも全部集める。隠しボスも全部倒すなど、ボリュームもあるので長めに楽しめます。

これまでと違うFFを楽しめます。

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