僕と君の大切な話/舞台を広げながら繰り広げられる会話劇:ネタバレなし感想

漫画

会話劇ながらもしっかり少女漫画。

ざくっとあらすじ

【平和台高校2年生、相沢のぞみ(アイザワ ノゾミ)と、のぞみが密かに好いている同学年の男子、東司朗(アズマ シロウ)。

学校の最寄り駅で東に想いを告げるが、冗談だと思われてしまう。しかしこの日を境に2人は駅のベンチで話す仲になる。】

連載時期

作者:ろびこ

2015年8月24日~2019年12月24日、デザートにて連載。全7巻。

個人的感想

会話劇

2人が親密になっていく様子が会話主体で描かれているこの作品。序盤は本当に会話しかしていないのです。

最初は駅、学校の中庭、部室と場所は変わっていきますが、座ってただ会話してるだけなのに面白い。

「となりの怪物くん」での掛け合いが高く評価されています。そりゃぁ面白おかしい会話をするわけです。

男子も女子も共感できる

男子視点、東が叔母達の生態から培ったリアルな意見がわかりすぎる。叔母達が強烈なので女性へ対する意見が偏りがちではあるかもしれないけども。

女子視点、のぞみんの意見もわかりすぎる。

東やのぞみんだけでなく様々なキャラクターが登場しますが、どのキャラクターの意見にも共感できる部分があると思います。実際の会話でも繰り広げられそうなリアリティで、読んでいて面白い。

のぞみん

のぞみんが可愛いです。そして話し言葉がとっても上品でありながらも時々辛辣。学校では美人だけど暗くてとっつきにくい高値の花ポジション。でも実際はかなりのポジティブ。

個人的にのぞみんと弟の絡みが好きです。弟の登場頻度は低いのですが、反抗期+思春期すぎる弟へののぞみんのポジティブすぎる返しが素晴らしい。我がセガレがそろそろそんな時期に突入すると思われるので、私ものぞみんを見習って全てポジティブに返していこうと思っている次第です。

動き出す物語

後半へ進むにつれて座って会話するだけではなくなってきます。みんなでおでかけなんかしちゃったり、それでも会話劇はちゃんと繰り広げられます。

東とのぞみんのお話から、のぞみんの親友である”はまりん”の恋愛模様が語られたり、東と同じクラスのいつも3人でつるんでいる男子に絡みまくる女子。そのうちの1人は密かに東に恋心を抱いているなどの事情が明らかに。

それから、東の叔母の1人である鈴のお話なんかも読める。非常に美人で猛烈に凶暴な鈴が乙女な貴重なお話です。

〆る

すごく綺麗な作画に良いテンポでストレスなく展開していき、面白さも楽しみも増えていくこの作品。老若男女問わずにおすすめです。

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