セガレがYouTubeとかから色んな情報を拾ってくるんです。そして突然「リトルナイトメアやりたい」とか言い出すんです。…ホラー…だと。私はホラーできないから1人で頑張りたまえ。
発売時期・対応機種
スウェーデンのゲーム会社Tarsier Studios開発。バンダイナムコエンタテインメントよりPlay station4、Microsoft Windows、Nintendo Switch、Xbox One用に発売。
ざくっとあらすじ
・リトルナイトメア
【巨大な船舶「モウ」で目覚めた主人公:シックスが、危険な船内で知恵を絞り、住人をかいくぐりながら脱出を試みる。】
・リトルナイトメア2
【怪電波によりテレビから「邪悪」が広がる。主人公:モノは黄色いレインコートを着た少女:シックスとともに謎を暴くため、歪んだこの世界にある電波塔を目指す。】
ざくっとシステム
ライター、懐中電灯で周囲を照らしながら探索。
登る・降りる・走る・スライディング・投げる等々のアクションを駆使し、障害を乗り越える。
個人的感想
バイオハザード、サイレントヒルよりはできる
ホラーは無理なのでセガレに「母はやりません」と断言しましたが、チラチラ盗み見しているうちにこれくらいならできるんではないかと思い、参戦。といっても主に操作するのはセガレ。
隠れながら、物音もたてないようにしないといけないので動悸の方のドキドキが止まらない。
恐怖レベルは個人的にはパラサイト・イブくらい。
リトルナイトメア
デラックスエディションを購入しました。
船の中を進むシックスか地下を進むランナウェイキッド、どちらかを選んで遊ぶ仕様。片方が終わればもう片方も遊べます。
シックス
シックスは随所随所でお腹が減ります。その都度ご飯を食べるのですが、最初はパンだったのがどんどんエグくなっていき、ネズミを食べ始め挙句の果てには言葉を失う衝撃の食事。
拾ったアイテムはボタンを押しっぱで運ぶ仕様なので、何度も落としました。
ランナウェイキッド
シックス編が半日もかからず、おおよそ4時間くらいでクリアできたのでそのままキッド編もスタートです。
水だらけで既に怖いです。案の定追いかけてくるオババがいましたが、攻略法がしばらくわからずに結構な時間をくいました。それでもクリア時間はシックスと同じくらい。
リトルナイトメア2
シナリオは1本、基本的にはモノを操作してシックスと協力しながら展開していく。
病院
見つかれば首を伸ばして追いかけてくる学校の先生にキャーキャー言いながらも楽しんでいたセガレですが、病院に到着した途端「お母さんやって」。さすがに病院は怖かったようです。ぇ私も怖い。
バイオハザードやサイレントヒルの病院であれば、病院じゃなくても絶対お断りだが、これはなんとか大丈夫でした。
懐中電灯を駆使しなきゃいけないので、そっちに気が行っちゃって恐怖どころではなかった。どえらい苦戦しました。
操作感
シックスの力を借りる場面があったり、シックスと離れなきゃいけなくなる場面があったり…途端に1人にされるので不安になります。上手く作られている。
基本的には1本道なので迷うことはないですが、カメラ固定で視点は少しだけ左右に振れるくらい。奥行があるから遠近感が微妙につかみにくかったです。時々すごく遠くからの視点になるのが厄介でした。オルゴール階段でセガレは何度も落下していました。
〆る
無事両タイトルクリアしましたら、軽く喪失感が芽生えちゃうくらいに面白かったです。
絵本の世界みたいな可愛さがありながら、焦らされたりビクッとさせる演出が秀逸。タイミングがシビアだったりなどたまにイラッとさせられるけど、謎解きも含め簡単すぎず難しすぎず絶妙なバランスでとても良いです。
私くらいの超絶怖がりでもできるホラーでした。
セリフのないゲームで、プレイ中は必死だったのでストーリーについてはほぼ意味不明のまま終わりました。なのでクリア後に考察サイトを覗いてきました。沢山の考察があり、全部納得できる。
怖さもありながら綺麗な世界観にもハマれる、楽しいゲームでした。