倖田來未が歌い出すハイテンションなオープニングでなんのゲームだかわからなくなる。
ざくっとあらすじ
【FF10から約2年後、カモメ団のスフィアハンターとして活動しているリュック。
リュックが見つけたティーダらしき人物が映ったスフィアをきっかけにユウナがカモメ団に入団。】
発売時期・対応機種
2003年3月13日、スクウェア(現スクウェア・エニックス)よりPlay station2用に発売。
↓他・対応機種
・PS3
・PS Vita
・PS4
・Nintendo Switch
・Xbox One
・Steam
ざくっとシステム
・戦闘
アクティブタイムバトルにカウントタイムバトルの要素を追加した戦闘システム。
魔法やアイテムなどコマンドを選択後、実行までに一定の待機時間が発生。
効果の高いものほど待機時間が長く、発動する前に戦闘不能にされたりすることも。
・オーバーソウル
モンスターが族分けされており、一定数倒すとその同族のモンスターが「オーバーソウル」する。
オーバーソウルしたモンスターは通常時よりも強くなる。
直前の戦闘であと1体でオーバーソウルするという場合には、次の戦闘に2体同族のモンスターがいるとどちらかを倒した時に隣のモンスターがオーバーソウルすることもある。
どエライ強くなられて何度か全滅しました。
強くはなるけど獲得する経験値やギル、盗めるアイテムなどもグレードアップする。
・ドレスアップ
2~6個の穴がある「リザルトプレート」に「ドレスフィア」をセットするとドレスアップ可能になる。
戦士、魔導士などの従来でいうところの「ジョブ」システム。
見た目もそれぞれのドレス(ジョブ)に応じた衣装に変化。コマンドやアビリティの獲得、能力値に変化がある。
戦闘中もドレスチェンジが可能。某美少女戦士とかの変身シーンをちょっと簡易的にした変身シーンが入る。
ドレスアップにより、武器や防具の装備という概念はなくなったがアクセサリーを2つまで装備可能。
ドレスの初期アビリティは限られているが、戦闘でモンスターを倒すとかコマンドを実行するごとに着用中のドレスにAPが付与され追加アビリティを習得していく。
・スペシャルドレスフィア
メインの3人がそれぞれ固有に持っているドレスフィア。着用できるようにするまでには手順がある。
どれもHPが高めで特殊技を持っていて召喚獣に近い。誰かがスペシャルドレスに変身すると残り2人は戦闘から離脱。スペシャルドレスを着た1人が戦闘不能になった場合は、離脱していた2人が戻ってきて戦闘が続行される。
・強くてニューゲーム
クリア後、一部のデータを引き継いでまたいちから遊べる。
・ミニゲーム
豊富だけど難易度が高い。
個人的感想
オープニングで大混乱
唐突に「real emotion」から始まる。なんのゲームだろう。
「こんなのユウナじゃない!」と思ったのは私だけではないはず。
絶句です。
本当にユウナじゃなかったけど。
けどやっぱり、こんなのユウナじゃない!リュックの見立てらしいですが、おとなしそうなユウナがやたらに露出度が高い服を着ている。そして見立てたリュック本人は、もはや下着です。
そしてパインとかいう急に加わってる黒い女の子。
なんだコレは。情報量が多すぎて意味が分からない。
残念感が強い
某美少女戦士あたりを彷彿させるような変身シーンと、どう見ても戦闘向きじゃないコスチュームの数々。
ユリパ固定のパーティ。
キャピキャピと展開されるストーリーと、ものすごい女の子走り。
誰かが言っていた。「これはユウナのためにひたすら忍耐するゲーム」だと。
…そうか。でもそんなにユウナ好きじゃない。
FF10-2から段々とFF感が薄まってきたように思う。
今作はオープニングの時点で全く違うゲームな気がする。
それに、FF10の続編だっていう期待があったからこその置いてきぼり感。
ストーリーが進めばシリアスな展開もありますし、今作でのユウナのキャラだってストーリーが進めば本質は変わってないことがわかります。でもオープニングが衝撃的すぎてそっちの印象しか残りません。180度イメチェンしたオープニングの時点で離脱してしまったプレイヤーもいるほど。
だけどやり込み要素がある
ミニゲームをやり込もうとすれば結構長くやり込める。難易度が高いので私は諦めた。
シリーズ初のマルチエンディングなので、全部観ようと思えば何周かしないといけないのでやり込める。そのための強くてニューゲームなのでしょうね。レベルは引き継げないですが他は引き継げるので、全て最初からよりは周回しやすいです。
1番観たい隠しエンディングに辿り着けたら達成感があるのではないかと!
〆る
クリアはしましたが、だいぶと衝撃的なオープニングとキャピキャピした世界に冷めてしまい、もういいかなってなってしまいました。
ターン制の戦闘、グランディアと似ています。
ノリはやっぱりイヤですが、かなり時間が経ちました。ドレスフィアを極めるとか戦闘システムは面白いと思えればやりがいはあるかもしれない。