武器が銃、回復魔法も使えちゃうホラーRPGということできっと私にもできる。できました。
ざくっとあらすじ
【1997年のクリスマスイヴ。
NYPD17部署の刑事アヤ・ブレアは、自分をデートに誘った男とカーネギー・ホールで上演されるオペラの観劇に訪れた。しかし、上演中にオペラ歌手であるメリッサ・ピアスの様子がおかしくなり、突然人が燃えだす「人体発火事件」が発生。
多くの生命が持つ細胞内小器官「ミトコンドリア」が「ネオ・ミトコンドリア」として覚醒。同様にアヤには超能力が発現。
メリッサは自身をミトコンドリア「イヴ」だと名乗り、アヤは「同じ力を持つ者」だと言う。仲間に引き入れようとするイヴだが、アヤはそれを拒み「ネオ・ミトコンドリア」に立ち向かうことになる。】
発売時期・対応機種
1998年3月29日、スクウェアからPlay Station用に発売。
1999年12月16日「パラサイト・イヴ2」
2010年12月22日「ザ・サード・バースデイ」
↓他・対応機種
・PS3/PSP/PS Vita
※ゲームアーカイブス
・原作
大学院博士課程「東北大学薬学部」に在学していた研究者、瀬名秀明氏の小説。
1997年には映画化され、漫画やラジオドラマなども放送された。
ざくっとシステム
・バトル
アクティブタイムバトル。
アヤを動かしながら敵の攻撃を避け、ATBゲージが溜まったらコマンドを選択。
・装備
改造して強化することができ、2週目以降に引き継げる。
・2週目
77階建てのクライスラービルを攻略可能となり、最上階のボスを倒すことで真エンディングに辿り着く。
個人的感想
ホラーだけどRPG
だから怖がりでもできる。はず。
それでもホラーはホラーです。あらゆる場面でビビりました。まず雰囲気がちゃんとホラーですから、始終ビビりながら移動します。薄暗い外に薄暗い荒れた屋内、誰かの血が散らかっていたり誰かが溶けちゃった液体が散らかっていたり。
エンカウントすると「ドックンドックン」という鼓動とともにバトルに移行するのですが、自分の動悸かと思うくらい一緒にビクッてなっていました。
ビクッとはしながらも「魔法」的なものが使えるので、バイオやサイレントヒルよりはきっと優しい。
それにしてもアヤの移動速度、遅い。走ってこの速度とは。
鬼ごっこ
シーバの頭がクリオネのごとく割れてできあがったケルベロスで詰まりました。怖さゆえにとっとと進んできたおかげでスキルも武器もなにも育っていないわけです。
もう1度最初からやり直し、再びビビりながら次はきちんと育ててケルベロスにリベンジです。ようやく倒し、それ以降もそれなりにスムーズに進行することができました。
が、始まる鬼ごっこ。アヤの足の遅さは鬼ごっこで焦らせるための設定だったのかもしれない。
道を間違えたり何かに引っ掛かったりと散々でしたが、無事エンディングに辿り着きました。ですが、クライスラービルは攻略していないので真エンディングには辿り着いていません。
〆る
鬼ごっこは嫌いですが、ホラーが苦手な人でもできるゲームです。