シャイニングの続編。ユアン・マクレガー演じる「ダニー」が主人公。
ざくっとあらすじ
【40年前のオーバールック・ホテルでの体験がトラウマになっているダニーは、それ以来人を避けるようにして生きてきた。
周囲で子どもばかりを狙った殺人が起きており、ダニーは不思議な力「シャイニング」を通じ、1人の少年が殺された事件を目撃したという少女アブラと出会う。その出会いは、「シャイニング」を持つ子どもを狙う集団”真結族”との出会いにつながる。】
公開時期
・映画
2019年11月29日公開。
・監督
マイク・フラナガン
・キャスト
ダン(ダニー)・トランス / ユアン・マクレガー
アブラ・ストーン / カイリー・カラン
ローズ・ザ・ハット / レベッカ・ファーガソン
・原作
2013年9月24日発行。著:スティーヴン・キング
個人的感想
ちょっと肩透かし
シャイニングを観た時のようなテンションでドクター・スリープを観始めましたら、アレェ?ってなります。
ホラーではなく、SFファンタジーを観てる気分に近いです。
相手がホテルじゃなくなったからなのか、シャイニング合戦みたいなことになるからなのか。ディーニーとその息子が腐ってる以外にはホラーな描写がほぼなく、ホラーじゃなかったです。
原作
活字嫌いな私ですが、スティーヴン・キングの作品だけは何作か読みました。今のところ活字はキングの作品しか読んでいませんが、「本を読め」と言われる意味が分かる気がします。
文字だけで伝えるという難しさを、秀逸な表現で理解しやすい文章を書く作家。すごい。腑に落ちる表現がたくさんあって素晴らしいです。本を読んで語彙力を養う。大事。
ドクター・スリープの原作も、映画を観たあとに読みました。映画のシャイニングが原作とはかけはなれたものになっておりましたが、ドクター・スリープも所々違う。
ダニーとアブラの母が異母姉妹だとかアブラの曾祖母が登場したりとか、映画に盛り込まれていない要素がたくさんありました。
それにしても映画はたくさん人がお亡くなりになりますが、シャイニングが結末まで変えてしまったのでしかたなかったのでしょうか。シャイニングでジャックが成し遂げるはずだったことをダニーが成し遂げたということになるのでしょうか。
原作の方がハッピーエンド感がありました。
ダニーとダニー
可哀想すぎやしないでしょうか。
映画と映画で辻褄を合わせるためだったのかもしれませんが、映画のダニーはもう可哀想でしかありませんでした。
なんとシャイニングで「ダニー」を演じたダニー・ロイドがカメオ出演しています。エンドクレジットに名前が記載されているので、カメオじゃないけどカメオです。
そんなダニー・ロイドは現在大学で生物学の教授をしているそうです。
〆る
シャイニングを観たことがなくても観られる映画です。でも繋がる部分もあるし、ダニーの幼少期のこともわかるので先にシャイニングも観ておくともっと面白いです。
2つとも映画は映画で面白いですが、個人的に原作はもっとおすすめです。
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